2020/05/30
夕方買い物へ出掛けた時に見た西の空は、夕日が隠れる程の雲に覆われていました。買い物を終えて店を出ると、微かな雲の隙間から日が射していました。しばらくすると再び雲に隠れたのですが、日が沈む方角の山の稜線付近が若干明るくなっていたので、夕焼けになるかもしれないと思って、家に帰ってカメラを持ち出して空が開けた場所を選んで撮影に出掛けました。川面に写り込む夕焼けを長秒撮影するためにNDフィルターを装着。河口堰(芦田川河口大橋)から芦田川大橋に向かって左側に日が沈むので、それより右側が焼けると予想して構図を決定。あとは焼けるのを待つだけ。現在の地点と日が沈む方角(島根県の浜田辺り)の間にどんな形態で雲が存在するかによって、どれくらいの規模の夕焼けになるか決まるのですが、日没時刻の日本海側は雲が厚そうだったので諦めモードでした。それでも沈んだ後の太陽が雲の隙間を縫って、短い時間でしたが夕焼けになりました。天気が下り坂の予報だったため、上空の湿度が高めだったことも功を奏したのだと思います。
シャッターチャンスは待つものじゃなくて掴むもの。それを再認識しました。