雪景色の醍醐桜を撮りたいと思ったものの、行くのをかなり躊躇っていました。道路が凍結する時間帯を除けば交通量の多い高速で北房まで難なく行けても、そこから10数kmの道路状態が心配だったからです。(総社〜北房JCTまで冬用タイヤ規制で時速50km制限でした。)県道84号線沿いの「醍醐桜まであと2.7km」の看板を左折するのですが、その先は山道です。轍を外れずに走ればスタッドレスを履いているので大丈夫だと思いましたが、帰りの下り坂が心配だったので車を置いて徒歩で向かいました。
山道はこんな状態でした。(iPhoneにて撮影)
最後の1kmあたりからの勾配がきつく、気温が3〜4℃なのでかなり着込んでたということもあり、息切れと汗だく状態でなんとか到着。桜が満開になる頃に何度か訪れていますが、辺りが静まり返った雪景色の醍醐桜は格別でした。
ライブカメラとほぼ同じアングルからレリーズのスイッチを入れっ放しにして、人間と醍醐桜の大きさを比較のために自撮り。静かに生を主張している真冬の醍醐桜は、すべてを包み込んでくれる懐の深さも感じました。
帰る前にトイレの近くから光芒を入れて。
今年は裏年で恐らく桜が満開になる前に散ってしまう可能性が高いですが、新日本名木100選のひとつで樹齢1000年の大木を間近で観るだけでも価値があります。
最後に桜のシーズンに撮ったライトアップや星景もアップしておきます。